それはほんの些細な事から始まった
2006年9月11日 日常珈琲を飲もうと家族で集まった時の事
浄水器を消毒しようと気が付いた私は
熱湯操作をして作業を始めた。
と・・・・
時計を見ながら
「もういいわね」
という言葉が
熱湯の後は通常の水に切り替えて流す慣わしなので
ずいぶん早いなぁと思いつつもすぐにコックを切り替えた。
おしゃべりもまもなく今度も
時計を見ながら
「もういいわね」
やたら時間のたつのは早いものなんだなぁと思いつつ消毒を終了させ席に着くと・・・・・
母は再び消毒を開始した。
「ちょっと早すぎるんじゃない?」
(o・ω・o)?
言われたように消毒したと言ったが、
それにしては早すぎるとそれではダメだと自分でやりだした。
「ここでね、この時間になったら切り替えるのよ」
皆が居る中、手取り足取り説明つきで―――
言われなければ、まだ私も消毒を続けている時間だった・・・・・・
(何年もし続けてるのに今更何をわざわざ・・・・・・少し前、作業中を忘れた事に対しての厭味なのか?!)
頭にきた私は「知っているのにまた丁寧に説明されてしまった」と、呟いた。
するとそうではないと、”時間が早すぎる”からだとご説明頂いた。
「”いいわ”と聞いたから切り替えたんですよ」
そのいいわはちがくってと、
いきなり
本件とは全く違う、浄水器の話をし始めた。
繰り返し繰り返し収集が付かなくなってきた時、
外部で大人しくしていた家族が加わった。
「そういう問題じゃないでしょ!まったく違う話でしょうが!今の話で重要なのは、”切り替えの時間を言った言わないでしょうが!”」
切れたのを察知した母は、
「ただ、皆で仲良く珈琲を飲もうと思っただけなのに、何故こんな・・・・」
と、言いながらそそくさと退出していった。
一度切れたら止まらない家族。
その場に残された私と、逃げるように出て行った母との間を交互に歩き回り、怒鳴りまくり、「お前達二人共悪いんだ!」と「馬鹿野郎!」と切れて場面より完全退場。
そういえばパンを切った時包丁使いづらかったなと思い出し、
冷静になって思い返すために、
包丁を研ぎながら考える事にした。静かに集中して考える・・・・ところが、その場所に切れたままの状態で家族が再び現れ、
「何をしようと考えてんだ!」
前にも何度か同じ事があったので、
「包丁が切れなくなってきてたから・・・・」
過去と同じ言葉を私は出した。
「そんな言い訳通用しないぞ!物騒な事を考えているに違いない!今すぐ辞めろ!」
私の言葉は全て否定し、全て拒否された。何も信じてくれない・・・・・
「ったく、ろくでもないことを考えてからにっ!」
捨て台詞と共に、再び去っていく家族。
何がいけなかったのだろう・・・・・・部屋で号泣しているうちに、ある場面が浮んだ―――
(「もういいわよ」)
(熱湯と水を切り替えた場面だった。)
あの時、もっと疑うべきだった。
素直に言葉に従った為に起きた起きなくてもいい出来事だった。
悪いのは全て私にあった・・・・・・・
これはまぎれもなく疑いもなく
私に諸悪の根源があった。
罰するしかない。
自分のせいで起きた事だから―――
責任を取るために、まずはさみを握って足に付きたてた。が、痛みを生じたものの後が付くどころか凹んだ後が付くだけ。
繰り返しても切れるどころか凹むだけ。
頑丈な皮膚に断念し、手じかにあったペンで皮膚をナゾリまくった。どんどん皮膚は黒くなって、痛みも生じはじめるが、
家族が受けた心の痛みはこんなものでは足りない。より一掃激しくガリガリと書きなぐった。そのうちインクが出なくなった事に気が付き次の罰にすすんだ。
健康器具のゴムが目に入りタンスにくくり付けて使ったものの、苦しすぎて一旦中断。
理由を書かないのもいけないと思い、一筆書くことにした。が、あと少しで書きあがるという時に、家族が降りてまた怒り出した。
が、今度は激しくではなく諭すようなそんな静かな怒りだった。
家族曰く
「自分を罰するのはいい事じゃない。自分に甘くしているだけだ!」
私はただ、わざわざ人の手を煩わせない為にやっているだけだ。
が、「罰するのは自分自身でしちゃいけない、するなら私だ」と言いきられた。
「もしも、逆の立場であれこれと今の様な同じ行動を取られたらどう思う?」
・・・・・・いやかもしれない。理由も納得できないかもしれない。やった本人だけが納得して、周囲の理解の範疇を超えた結末になるだろう。
多少不満は残るものの、とりあえず納得して今はやめる事にした。
ちなみに、
家族からの罰は
”家族で大掃除”
だった。
なんだか心身ともに使い切った一日だった・・・・・・・・
浄水器を消毒しようと気が付いた私は
熱湯操作をして作業を始めた。
と・・・・
時計を見ながら
「もういいわね」
という言葉が
熱湯の後は通常の水に切り替えて流す慣わしなので
ずいぶん早いなぁと思いつつもすぐにコックを切り替えた。
おしゃべりもまもなく今度も
時計を見ながら
「もういいわね」
やたら時間のたつのは早いものなんだなぁと思いつつ消毒を終了させ席に着くと・・・・・
母は再び消毒を開始した。
「ちょっと早すぎるんじゃない?」
(o・ω・o)?
言われたように消毒したと言ったが、
それにしては早すぎるとそれではダメだと自分でやりだした。
「ここでね、この時間になったら切り替えるのよ」
皆が居る中、手取り足取り説明つきで―――
言われなければ、まだ私も消毒を続けている時間だった・・・・・・
(何年もし続けてるのに今更何をわざわざ・・・・・・少し前、作業中を忘れた事に対しての厭味なのか?!)
頭にきた私は「知っているのにまた丁寧に説明されてしまった」と、呟いた。
するとそうではないと、”時間が早すぎる”からだとご説明頂いた。
「”いいわ”と聞いたから切り替えたんですよ」
そのいいわはちがくってと、
いきなり
本件とは全く違う、浄水器の話をし始めた。
繰り返し繰り返し収集が付かなくなってきた時、
外部で大人しくしていた家族が加わった。
「そういう問題じゃないでしょ!まったく違う話でしょうが!今の話で重要なのは、”切り替えの時間を言った言わないでしょうが!”」
切れたのを察知した母は、
「ただ、皆で仲良く珈琲を飲もうと思っただけなのに、何故こんな・・・・」
と、言いながらそそくさと退出していった。
一度切れたら止まらない家族。
その場に残された私と、逃げるように出て行った母との間を交互に歩き回り、怒鳴りまくり、「お前達二人共悪いんだ!」と「馬鹿野郎!」と切れて場面より完全退場。
そういえばパンを切った時包丁使いづらかったなと思い出し、
冷静になって思い返すために、
包丁を研ぎながら考える事にした。静かに集中して考える・・・・ところが、その場所に切れたままの状態で家族が再び現れ、
「何をしようと考えてんだ!」
前にも何度か同じ事があったので、
「包丁が切れなくなってきてたから・・・・」
過去と同じ言葉を私は出した。
「そんな言い訳通用しないぞ!物騒な事を考えているに違いない!今すぐ辞めろ!」
私の言葉は全て否定し、全て拒否された。何も信じてくれない・・・・・
「ったく、ろくでもないことを考えてからにっ!」
捨て台詞と共に、再び去っていく家族。
何がいけなかったのだろう・・・・・・部屋で号泣しているうちに、ある場面が浮んだ―――
(「もういいわよ」)
(熱湯と水を切り替えた場面だった。)
あの時、もっと疑うべきだった。
素直に言葉に従った為に起きた起きなくてもいい出来事だった。
悪いのは全て私にあった・・・・・・・
これはまぎれもなく疑いもなく
私に諸悪の根源があった。
罰するしかない。
自分のせいで起きた事だから―――
責任を取るために、まずはさみを握って足に付きたてた。が、痛みを生じたものの後が付くどころか凹んだ後が付くだけ。
繰り返しても切れるどころか凹むだけ。
頑丈な皮膚に断念し、手じかにあったペンで皮膚をナゾリまくった。どんどん皮膚は黒くなって、痛みも生じはじめるが、
家族が受けた心の痛みはこんなものでは足りない。より一掃激しくガリガリと書きなぐった。そのうちインクが出なくなった事に気が付き次の罰にすすんだ。
健康器具のゴムが目に入りタンスにくくり付けて使ったものの、苦しすぎて一旦中断。
理由を書かないのもいけないと思い、一筆書くことにした。が、あと少しで書きあがるという時に、家族が降りてまた怒り出した。
が、今度は激しくではなく諭すようなそんな静かな怒りだった。
家族曰く
「自分を罰するのはいい事じゃない。自分に甘くしているだけだ!」
私はただ、わざわざ人の手を煩わせない為にやっているだけだ。
が、「罰するのは自分自身でしちゃいけない、するなら私だ」と言いきられた。
「もしも、逆の立場であれこれと今の様な同じ行動を取られたらどう思う?」
・・・・・・いやかもしれない。理由も納得できないかもしれない。やった本人だけが納得して、周囲の理解の範疇を超えた結末になるだろう。
多少不満は残るものの、とりあえず納得して今はやめる事にした。
ちなみに、
家族からの罰は
”家族で大掃除”
だった。
なんだか心身ともに使い切った一日だった・・・・・・・・
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